RGBとCMYK

こんにちは、今週のブログ担当は小松がお届けします。

昨日、色彩検定の夏季試験が行われました。
ということで今回も「色」についてお話していこうと思います。

皆様はPhotoshopやIllustratorを使っていて、「RGB」や「CMYK」という言葉を目にしたことはありませんか?

今回はその「RGB」や「CMYK」についてのお話です。

●RGBとは?

「Red(赤)」「Green(緑)」「Blue(青)」の頭文字を取ったものです。
この3つは光の3原色と言われ、これらを組み合わせてさまざまな色を作り出します。
色フィルターを当てた光のように、すべての色を合わせると「白」になるという特徴があります。

RGBは光で色を表現する仕組みで、主にモニターやテレビで使われます。

●CMYKとは?

「Cyan(シアン)」「Magenta(マゼンタ)」「Yellow(イエロー)」「Key Plate(黒)」の頭文字を取ったものです。
この4色のうちのCMYは色材の3原色と言われています。
ポスター、パンフレット、雑誌など、紙に印刷する際に使われます。

RGBとは異なり、CMKすべての色を合わせると「黒」になるという特徴がありますが、こちらは理論上の話であり、実際にやってみると完全な黒にはならないため、K(キープレート)という色で補完します。

●まとめ
RGBの方がCMYKよりも色の領域が広く、より多くの色を表現することができます。
そのためCMYKは、RGBと同じ色を全て再現することはできません。

RGB→デジタルデバイスでの表示
CMYK→印刷物の制作物

上記のようにデザインを始める前に、最終的な出力先が「デジタルなのか」「印刷物なのか」を考えることがより繊細で美しい作品を作ることができます。

いかがだったでしょうか?
色の理解を深めることでデザインの幅もさらに広がると思います。
今週のブログがそのきっかけとなれば幸いです。

次回のブログもどうぞお楽しみに!