JPGとPNG:画像保存形式の違い

みなさん、こんにちは。
今週のブログは小松がお届けします。

最近画像を扱うことが多くなってきたので、先日改めて勉強しました。
というわけで今回はデザインを経験している人なら一度は通ったことのある疑問、「JPEGとPNGの違い」についてご紹介していこうと思います。

JPEG(JPG)とは?

JPEG(Joint Photographic Experts Group)は、1992年に標準化されたこの形式は、デジタル写真の主流となっています。

メリット:
・圧縮率が高くファイルサイズを大幅に削減できるため、ウェブサイトの読み込み速度が向上する
・色数が豊富なため、鮮やかな自然の写真などの複雑な画像の色彩を再現できる
・ほとんどのデバイスやソフトウェアで広くサポートされている

デメリット:
・圧縮を繰り返すと画質が劣化する(非可逆圧縮方式)
・テキストや線画など、シャープな輪郭を持つ画像には適していない
・透過処理ができない

PNGとは?

PNG(Portable Network Graphics)は、1996年に開発された比較的新しい画像形式です。

メリット:
・透明度(アルファチャンネル)を設定することができるため、透過処理ができる
・画質を落とさずに圧縮するため、元画像の鮮明さを保つことができる(可逆圧縮方式)
・テキストや線画などのシャープな輪郭を美しく表現できる

デメリット:
・ファイルサイズが大きくなりがち
→とくに写真などの複雑な画像では、JPEGほど効率的にファイルサイズを小さくできない
・一部の古いソフトウェアでは完全にサポートされていない場合がある

まとめ
どの保存形式にするかの基準は、画像の種類と用途によって変わります。

JPEG→色数が多いもの、写真などのフルカラーの画像データなど
PNG→色数が少ないものや背景透過が必要なもの、イラストやロゴなど

結局のところ
JPEGは写真とかリアルな画像向き、PNGはロゴとかシンプルな画像向きという感じで私は覚えています。
これさえ覚えておけば、もうデザインのプロとまではいきませんが、「どっちの形式で保存しようかな〜」って悩むことは少なくなるはずです。

いかがでしたでしょうか?
少しでも参考になりましたら幸いです。

それでは、また次回のブログでお会いしましょうー!

The following two tabs change content below.