こんにちわ ジェネラルマネジャーの宮本です。
いきなりですが、20年前のお話・・・。
当時、「インターネットがどうしたこうした・・・」などと世間で言われ始めた頃、”ネットスケープ” というブラウザが主流で、皆 ネットスケープを使ってネットサーフィンをしていたものでした。
専用回線でインターネットが閲覧できる環境を持っているのは
一部のコンピューター会社ぐらいの時代に、家庭でインターネットを行う手段は?
というとモデムでつなぐという方法でした。
” ピーガラガラ、ピー〜。。。”
モデムから聞こえるこの「インターネットの世界へつながる扉を開けるまでの音」。
途中で止まったりすると あ、またつながらなかったか などと思いながら。。。
繋がったかと思えば、今では考えられないけれど、わずか50kbほどの画像も表示するのに数分かかり、上からだんだんと表示されるのを、じっと耐えて待っていたものでした。
創業当時、ホームページを作りませんか? とお客様へ声をかけると
「何? 家建てるの?」
などと本気で言われた事を思い出すと随分と世の中が進んだものだなー と思う今日この頃です。
「ホームページって本当に必要なの?」
などとホームページ会社をやりながらそんな不謹慎なことを一時期考えていた事もありました。
”これからはインターネットの時代だ” などと思っていた自分がそもそも時代の変化に自分自身、実は心の奥深くでついていってなかったのかもしれません。
恐らく、昭和生まれの人達は、きっと心のどこかで”昭和のあの時代、雑誌・テレビ・ラジオ” の時代が懐かしく思う瞬間があると思います。
まさか、スマートフォンで ”テレビ電話” ができるのがこんなに早くくるとは・・・、
小学生の頃の自分からは想像もつかないほどの進化です。
歴史は一回りするなどと言いますが、
昔を懐かしむ年代の大人達の思いが強くなってくると、歴史が一回りするのでしょう・・・。
なんとなく人生も折り返し地点にきて、なんとなく先がぼやっと見え始めた頃に・・・。
昔を思いながら、便利すぎる時代にどこか違和感を覚え、それが現代版として新たな形で蘇るというのが時代は繰り返すという事になるのかもしれません・・・。
などと
思いながら、今日もお客様に
「ホームページ作りませんか!」