随筆

今週は斎藤が担当します。
この頃は、少しずつ暖かくなり、日も長くなってきており、春を感じますね。

「春はあけぼの〜」でお馴染み枕草子を書いた清少納言。
今回は、清少納言について少し調べてみました。

清少納言は「三十六歌仙」(さんじゅうろっかせん)のひとり
「清原元輔」(きよはらもとすけ)の娘として生まれました。
歌人である父も含め、その友人たちからも大層可愛がれたそうで、
幼少時代は早熟だったそうです。
清少納言はそういった幼少期を過ごし、知的で気が利く機知に富み
明るく、ユニークな人物と言われていたそうです。

ちなみに、清少納言の「清」の部分は、清原の「清」だそうです。

清少納言のユニークさを物語っているのは、やはり「枕草子」です。
例えば、第百四段 見苦しいものという部分では、容姿が良くない人に対する
なんとも言えない痛烈な表現の一段があります。

【原文】
見苦しきもの。(中略)夏、昼寝して起きたるは、よき人こそ、いますこしをかしかなれ。
えせ容貌は、つやめき、寝腫れて、ようせずば、頬ゆがみもしぬべし。かたみにうち見かはしたらむほどの、生けるかひなさや。

【訳】
見苦しいもの。夏に昼寝するのは高貴な人なら風情があるが、不細工の場合顔は脂ぎるわ、パンパンにむくんでいるわ、なんなら顔そのものが歪んですらいるようだ。
不細工同士が昼寝をして互いに顔を見合わせてしまった時なんか、生きている意味すらわからないほどだ。

この段を初めて読んだ時、少し笑ってしまいました。
枕草子は随筆で、公に見せることは無いことを前提としているので
清少納言は、こういった直接的な言葉で心情をつらつらと書いてしまったのかなと思いました。

現在大河ドラマでは平安時代を舞台とし、紫式部が主役のものが放送しているので
見てみようかと思いました。

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