こんにちは、今週のブログは小松がお届けします。
来月は色彩検定の夏季試験が行われます。
去年のちょうど今頃、色彩検定に向けて勉強をしていたのを思い出し、今回は「色のユニバーサルデザイン」についてお話していこうと思います。
●色のユニバーサルデザインとは?
誰もが見やすい色の使い方を目指すデザインのことです。
全員が同じ色に見えているとは限らず、多様な色覚に配慮し、すべての人に正確な情報が伝わるような工夫をする必要があります。
区別しやすい色の組み合わせを使ったり、色だけでなく形やパターンを利用して情報を伝えたりします。
●色のユニバーサルデザインの実例
黒背景の案内板や電子掲示板の文字色を赤→オレンジまたは白に改善されてきているそうです。
→色覚特性の中で、「赤」が暗く見えてしまい「黒」と区別しづらいため、文字が読みやすくなります。
また、グラフやチャートには色に加えてパターンを使用することにより、色の情報だけではなく模様で区別できるようになります。
また、近年ではカレンダーの日曜日の表示も「オレンジ」寄りの色に変わっているそうです。
他にもピクトグラムの配色や天気予報の分布図など、多くの人に配慮できるような工夫が広がっています。
WEBデザインにおいても、すべてのユーザーにとって快適で使いやすいウェブサイト作りを意識していきたいです。