春の花の色

こんにちは今週の担当をします原田です。
3月も後半に入って、雪が降ったり気温が急に上がったり気候が安定しない日もありますが、だんだんと春本番といってほしいと感じる今日この頃です。

さて、今回は春に咲く花はなぜ黄色い色が多いのか?というテーマをお話ししたいと思います。
といっても、実際に統計が取れているわけではないので、あくまで個人的な印象でなんとなくイメージで春は黄色っぽい花がちらほら見かけるなあと感じるだけなのですが・・。

興味をもったので色々と調べてみると、花の色には虫の色覚が一つ関わっていることがわかりました。
虫の色覚は人間の目とは違う色の見え方をしていて、また人の目には見えない紫外線の領域も感知するのだそうです。
虫が強く感知しやすい色、また紫外線を多く反射する、これらの条件をもつ花には黄色が多いとのことなのです。
さらに季節でいうと、春は虫の活動が活発になりやすい時季なので、それに合わせて開花する花も黄色が多い傾向があるのだとか。
花の受粉には虫は大きな存在なので、虫に見つけてもらいやすい色に花も進化しているのかもしれませんね。
(*今回は黄色い花にフォーカスした話題ですので、花の色と季節や虫との関係には実際には様々な要因が考えられます。)

普段当たり前に見えている花の色も「なぜこの色?」と考えてみると、意外な理由があったり、人以外の色覚で見ると全く見え方が変わるのだと思うとすごく面白いですね。

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原田

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