傘の歴史

こんにちは。今週は原田がお送りします。

先週、関東地方は梅雨入りが発表されて、もうすっかり雨が続く季節になりました。
いつ天気が変わるか分からないので傘が手放せない毎日ですね。

さてそんな傘ですが、なんと4000年前の古代にはすでに使われていたのだそうです。
当時の傘は棒に布が張られたもので、今のように開閉するものではなく開きっぱなしの形だったようです。
そこから傘は長らく祭事や魔除けの道具、富の象徴としての日傘・・などといった使われ方をしていました。
今の雨傘が登場するのは18世紀ごろのイギリスで、実はそこまで古いものではないのが意外です。
一方、日本では平安時代の絵巻に雨傘のようなもの描かれているので、世界的にみてもかなり早い段階から傘を雨避けとしていたのが分かりますね。
雨期があって湿度が高い日本ならではというか、昔の人もいかにして雨を凌ぐか考えていたのかなと想像してしまいます。

普段当たり前に使っている日用品も、用途やデザインの歴史を調べてみると面白いですね。

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原田

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